レベッカ・ブラッド『ウェブログ・ハンドブック ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス』のサポートページで訳者あとがきを全文公開。
なぜ今頃になってと思われるだろうが、今月、『ウェブログ・ハンドブック』が刊行されて20年になるんですね。ワタシは3冊本を訳しているが、『ウェブログ・ハンドブック』の「訳者あとがき」は、16ページ(!)にも及ぶ、例外的に長い文章だったので、20周年記念ということで今更だが公開させてもらう。まぁ、自己満足ですね。
テキストはワタシが編集者に渡した原稿を元にして、今見直すと結構細かく入った編集内容をできるだけ反映したつもりだが、抜けは残っていると思われる(が、それを気にする人などいないだろう)。
読み直して、今なら絶対こういう書き方はしないと思うところ、つまりはワタシ自身の考えが変わったところも多々あるが、それは当たり前の話である。現在、この文章が何かしらの価値を残しているかと言えば、残念ながらほぼないだろう。飽くまで20年前に書かれた歴史資料と考えてください。
注釈の URL はほぼ現在は残っていないので、リンクにしなかった。ネットに置けば残ると思っていた20年後の現実である。
ひとつ思い出話を書いておくと、日本語訳を見た原著者が、ワタシの訳者あとがきの最初にエピグラフらしきものがあるのが気になったようで、これはなんだと尋ねてきたので、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの "Some Kinda Love" の Between Thought and Expression Lies a Lifetime だと答えたところ、それはいいねと言ってもらえた覚えがある。