『創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク』、『マインド・ワイド・オープン―自らの脳を覗く』の著者であるスティーブン・ジョンソンの新作『Everything Bad Is Good For You: How Today's Pop Culture Is Actully Making Us Smarter』を Boing Boing が取り上げている。
この本はテレビやビデオゲームを擁護する内容が含まれるようで、この手の主張はインサイターに載ってた……と調べてみると、とっくにこの本紹介されてました!
真実一郎さんが書くように、
何がいいたいかというと、なにか事件がおこるたびに検証もせずにゲームのせいにしていると、日本の貴重な輸出産業としてのゲームの発展を阻害しますよ、と。アメリカに抜かれるよ、と。それでいいのならいいんだけど、日本政府もマスコミも「ジャパニーズ・クール」って言葉が大好きなんだから、だったらそのひとつであるゲームを否定する言説は全て抹殺し、偉い学者にゲーム肯定本を書かせるくらいやらないと。第一でナイト。
ということなのである。とりあえずJR福知山線脱線事故までゲーム脳に原因を求める輩を(以下略)。まぁ、テレビの見すぎもゲームのやりすぎも間違いなく害だと思いますがね。
あと Steven Johnson のサイトは Movable Type で作られてるんだよな。このように当たり前のようにブログツールで公式サイトが構築されるのも増えるのだろう。