ソーシャルグラフ、Open ID、そして Data Portability といったあたりの解説記事をよく見るが、Kyle Neath が Open ID の現状について問題点を挙げている。
- 実装のほとんどがナイーブ(もちろん悪い意味。誰でもサービスを開始、終了できるあたりを指している)
- モバイルウェブで使えない
- インターネットが善人ばかりと想定している
- OpenIDでも結局1個のIDでは済まない
- ユーザフレンドリーさに欠ける
記事の最後に Kyle Neath は、こういう文章を書けば、「それはこういう回避策があるよ」というコメントがいっぱいくるのだろうが、回避策ぐらい自分だって知っている。結局 OpenID は自分を制約し、少しも人生をシンプルにはしてくれない、と書いている。
ネタ元は Rauru Bookmark。
[追記]:記事紹介だけで主観を含んでないとのご指摘をいただきました。その通りで、疲労と胃痛のためまとめの文章が浮かばず、あとで書こうと思いながら、それが抜けたまま公開してしまいました。1と3は同根であり、これは当方に限らず多くの人が同意することだと思います。一方で、まだあまり突っ込んで使ってないため2と4は新鮮でした。特に4については、何となく一つに集約できるんだとワタシも思い込んでいましたが、別に OpenID はそれを確約はしないというのは認識しておくべきでしょうね。