本家サイトのトップページをおよそ20年ぶり(!)に刷新した。
そう、恐怖の Web 1.0 なテーブルレイアウトをようやく CSS で書き直したのだ。これは以前からの懸案だったが、たったそれだけの作業を行うまで20年近くかかるとは、ものぐさにもほどがある。自分で自分に呆れてしまう。
しかも、やはり自分一人の力ではできなくて、ChatGPT に大枠の HTML と CSS ファイルを作成いただき、それを少しずつ修正することでなんとか形にした。CSS ファイルに手を入れるの自体もかなり久方ぶりなので、それだけでもてこずったが(そう、今でも HTML 手書きだぜ!)。
トップページを見ていただければお分かりなように、とにかくシンプルで落ち着いたものに変えたかった。
本当はこれを機に、本家サイトのコンテンツ自体も全面的に HTML5 対応の書き直しをしたかったのだが、それをやろうとしたらどれだけ時間がかかるか分かったものではないので、トップページを優先させた。
その代わりといってはなんだが、本家サイトのコンテンツを大幅に整理した。
つまりは、本家サイトにある大半の文章の公開を終了した。
本家サイトにある文章の大半は大昔に書いたものであり、特に初期は徒手空拳でいろんな分野に手を出した関係もあり、今読むと恥ずかしいものが大半だからだ。それらはもはや何の価値もなく(書いた当時にあったかも怪しいものだが)、これから万が一それが話題になるとしたら、悪い意味でしかないのが目に見えている。
しかし、古い文章を全部削除していたら何も残らなくなるので、コンピュータ&インターネット関連の技術コラム並びに翻訳はそのまま残している。あと読書記録にも手をつけてはいない。当然ながら、著書や訳書のサポートページのコンテンツもそのままだ。それ以外は、少数の例外を除き、公開を終了させてもらった。
といっても、技術コラムや翻訳文書、あと読書記録以外に本サイトにどんなコンテンツがあったか覚えている人自体ほとんどいないでしょ? それでいいのである。
大げさに言えば、キャンセルカルチャー対策とも言えるし、一種のウェブ終活の始まりと言えるのかもしれない。

