画面インタフェースの新バージョンが話題になっている Twitter だが、ちょうど良いタイミングだし、共同創業者の Biz Stone が少し前に書いている Timing Lessons というエントリが彼の足跡を簡単に紹介するのに都合良いと短いし、一丁訳そうかと思い調べてみたら、スタンフォード・ライフログに先を越されていた。残念!
余談だけど、このスタンフォード・ライフログ面白いね。Y Combinator 発スタートアップのまとめとか、以前から誰かまとめないかなと思っていた情報だし。
Biz Stone に話を戻すと、当たり前だが彼もいきなり Twitter を作ったわけではなく、10年以上にわたるマイクロブログ、ソーシャルネットワーク周りの試行錯誤があったわけだ。
まぁ、それはそれとして、ワタシは以前から彼についてちょっとした疑問がある。
Biz Stone というと、シャイで純朴な青年なイメージとしてメディアに登場することが多いのだが、彼は昔「イケてるブログのイケてるオレ!」というイメージを全面に打ち出していて(彼のブログの旧名はズバリ "Biz Stone, Genius" だった)、ブログ本を二冊書いている。
Blogging: Genius Strategies for Instant Web Content (Voices That Matter)
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Who Let The Blogs Out?: A Hyperconnected Peek At The World Of Weblogs
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今の彼は自分のことを "Genius" なんて言わない印象があるが、この当時をどう思っているのだろうか。若気の至りという認識だろうか。
ワタシとしては、『ウェブログ・ハンドブック』(asin:483991107X)に続き、彼のブログ本を訳していたら(実は検討したことがある)今頃少しは虎の威を借る狐になれたかなと思ったりする。