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デーヴィッド・マークスは新刊で文化を再び奇妙なものにしようと訴える

www.theatlantic.com

『AMETORA(アメトラ)』(asin:4866470054)や『STATUS AND CULTURE』asin:4480836527)の邦訳で知られるデーヴィッド・マークスの文章だが、「文化を再び奇妙にしよう」というタイトルが目を惹く。どういうことだろう?

21世紀に入って25年が経ち、日常生活にかつてないほど多くの情報にあふれているが、真に新しいと感じられるものはほとんどなく、過去を完全に置き換えるほど革命的なものとなればなおさらである。

その文化的な停滞を逆転させる第一歩は、芸術的創造が社会的公益であることを認めることだとマークスは書く。そして、私たちは――創作者もオーディエンスも――大胆で新たな文化の形を育む努力をしなければならない。たとえ失敗や中途半端な試みであっても、市場調査に過剰に依存した製品よりずっと興味深いものになるだろう。

文化的創造力を回復させる鍵は、芸術創造に対する集団的に意味のある非経済的インセンティブを回復することだという。一世紀以上にわたり、世界で最も創造的な人々は中産階級の体面の基盤であった「社会的規範」を疑ってきたし、それが「クール」であることにつながった。が、その結果はお金だけが普遍的な価値基準となる世界が生まれ、システムを悪用することを学んだ規範破りが増幅することになってしまったとマークスは書く。

そして、社会的規範と芸術家の創造の道、そしてそれに批評家が重要な役割を果たした話、21世紀に入って批評の方向性が変わり、批評家が人気作品に過度に焦点を当てるあまり、文化がスポーツみたいに扱われるようになった話に……と紹介していくとキリがないのでこのあたりで切り上げるが、最後まで読んで、この文章が彼の新刊 Blank Space からの抜粋であることを遅ればせながら知った。

以下の Forbes Japan の記事からも、21世紀の文化史であろうマークスの新刊の内容をうかがうことができそう。

これは来年以降邦訳が期待される。ネタ元は kottke.org

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