『シェア〜〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略』という本が話題になっているのを見て、あからさまにクリス・アンダーソン『FREE』を意識した作りが鼻についてスルーしていた。
さすがにアンダーソンの新刊ではないとは思ったが、表紙に SHARE と大書されているのでてっきりこれが原題かと思いこみこないだ気付いたのだが、ワタシもこれの原書を取り上げていたよ。
- 「協調消費の台頭」とは何か? 『What's Mine Is Yours: The Rise of Collaborative Consumption』 - YAMDAS現更新履歴
- 2010年(あるいは来年も)のトレンドは「消費のソーシャル化」 - YAMDAS現更新履歴
後者の文章への Hexenkessel Tumblr の反応も読んでいただきたいが、「消費のソーシャル化」という表現については他にもピンと来た人がいたようだ。
しかし、ワタシが9月にこれ面白そうと原書を取り上げた時点でとっくに邦訳は大方済んでいたわけで(多分)、ワタシのアンテナなどたかがしれたものということである。『FREE』に続いてこれも売れるんだろうな。
- 作者: レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース,小林弘人,関美和
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: ハードカバー
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