「特定の時間と場所からソーシャルメディアのコンテンツを探索する簡単な手段はこれまでなかった。だから我々が iWitness を作った」という謳い文句の iWitness だが、確かに言われてみればそうである。
これを作ったのは Adaptive Path で、Jesse James Garrett 主導のプロジェクトか。知らない人のために付け加えておくと、彼はウェブ技術の Ajax の名づけ親であり、ワタシ関係では『ウェブログ・ハンドブック』の著者 Rebecca Blood の夫だったりする(ブログ婚のはしりですね)。
面白いのは Knight 財団の Knight News Challenge からの助成金を得たプロジェクトだということ。営利企業のこういうプロジェクトにも金を出すのな。
今のところ Twitter と Flickr に対応していて、Twitter にポストされていれば Instagram や YouTube などの画像/動画サイトの情報も引っ張れるみたい。Facebook にはアクセス権の問題で現状未対応とのこと。
ただ問題は、これが Webkit ベースのブラウザ、つまり Google Chrome や Safari でしか利用できないこと。まぁ、ありがたいことにソースコードは GitHub で公開されており、ライセンスは GPLv3 なので、自由に改変はできるのだが。
ネタ元は Hacker News。