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キャリー

昨年クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクが作られたが、思えば元のも大昔に月曜ロードショーだったかでやったのを観たきりで、ラストのアレとか以外ほとんど覚えてないな、と思い当たり、レンタルしてみた。

しかし、この映画、ほとんどいきなりシャワーシーンから始まるのな。そこのあたりが重々しい巨匠になれないブライアン・デ・パルマ出世作らしいが、ワタシは好きだ。

本作はいうまでもなくホラー映画なのだけど、本筋と関係ないやりとりが青春映画していてよかった。

面白いのは、主人公にボーイフレンドのトミーをあてがうスーの気持ちが詳しくは描写されてないこと。スーにしてもトミーにしても本当はどう思ってるのか訝しく思うというか、緊張が続くのである。だから、プロムにおけるダンスシーンの目が回るような美しさ、そしてその後のアレの悲惨さが際立つのだ。

ただアレの後、キャリーが恐ろしい能力を発揮する場面での分割場面演出は、デ・パルマお得意ともいえるが、超能力を使う場面には合ってなかったのではとも思う。

キャリーの母親が聖セバスチャンと同じように死ぬのはてっきりスティーヴン・キングの原作でもそうなのかと思ったが、メイキングをみるとそうではないらしい。

そうそう、メイキングをみててナンシー・アレンが今も美しかったのが目をひいた。デ・パルマの映画以外では『ロボコップ』シリーズくらいしか代表作がない人だが、お元気そうでなによりだった。

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