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ジャージー・ボーイズ

クリント・イーストウッドの映画はできるだけ映画館で観ようと思っているのだが、本作は仕事が忙しかったかで観に行けず、レンタル DVD の鑑賞となった。

フランキー・ヴァリフォー・シーズンズの1950年代のバンド結成前から1990年のロックの殿堂入りを果たすまでの歴史を基にしたミュージカルの映画化だが、舞台のほうは未見である。

うーん、正直完全には乗り切れなかった。それはこの映画が悪いということはなく、結局ワタシはフランキー・ヴァリが好きではないのだ。どうしてもそこに引っかかったしまった。

フォー・シーズンズの歴史を辿るにあたり、物語は文字通り春夏秋冬の「四季」の構成を採っており、その季節ごとにトミー・デヴィート→ボブ・ゴーディオ→ニック・マッシ→ヴァリと語り手が変わっていくのだが、語り手によってバンドや音楽についての見方が当然ながら異なるのだ(『羅生門』的というほどではないが)。個人的には、春のパートであるトミー・デヴィートの語りが一番良かったな。

そのトミーとヴァリの庇護者であるマフィアのボスをクリストファー・ウォーケンを演じておりさすがの貫禄だが、ウォーケンがまったく怖さを出さず、ヴァリの歌声に涙するマフィアのボスをやっているあたり、彼も歳を取ったのだなと思わざるをえない。

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