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最近の映画は昔よりも長尺化している、とは実は言えない?

いやー、映画の長尺化って最近よく思うことなんだよね。『GODZILLA ゴジラ』の123分なんてまだいいほうで、最近はやたら2時間半くらいある映画多くないかね? お前ら、大体90〜100分におさまるウディ・アレンの映画を見習えよ……と思うことが多い。

1931年から2013年まで、その年でもっとも人気がある映画25本の平均上映時間の推移をグラフにしたのが上でリンクした記事だが、やはり1990年以降この平均上映時間が2時間をこえている。

しかし、同じく1931年から2013年まででその年でもっとも長い上映時間の映画の分数をグラフにすると、そこまではっきりした傾向は出なくなる。

また1906年から2013年まで、その年のすべての映画の平均上映時間の推移をグラフにすると、1940年代から現在まで驚くほど変化がないのだ。

というわけで、最近の映画は昔よりも長尺化している、とは実は言えないということになるのだが、ワタシのような浅い映画ファンが観るような人気作でいえば長尺化していると言えるのかもね。

ネタ元は Boing Boing

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