アンドリュー・キーンの邦訳が出ているというので何かと思ったら、ワタシが3年前に紹介していた3冊目の本の邦訳なのね。
- 作者: アンドリューキーン,Andrew Keen,中島由華
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本
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インターネットは自由を奪う 〈無料〉という落とし穴 (早川書房)
- 作者: アンドリューキーン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: Kindle版
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ハヤカワ・オンラインを見ると、8月には出てたのか。「カズオ・イシグロ推薦!」とのことで、うーん、それに釣られて100人くらい買ってしまうのかも(笑)。
ということは、邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2017年版)で取り上げたアンドリュー・キーンの4冊目『How to Fix the Future』も、やはりカズオ・イシグロが推薦の言葉を書いているので、早川書房から邦訳が一年後くらいに出るんじゃないかな。
キーンの本は10年近く前に「Web 2.0は我々の文化を殺すのか?(その1)、(その2)」で取り上げたが、はっきりいって彼の主張には根本的に賛同できないところが多かった。
しかし、ワタシも『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』なんてタイトルの電子書籍を出したわけで、彼の悲観的な見方に説得力を感じる人がいるのは認めざるをえないわけで。