今年特に「デザイン思考」という言葉をいろんなところで聞いたものである。もちろんこの言葉は以前からあったのだけど、「デザイン」という言葉が改めて重要視されている流れがある。
そういうわけで、デザインをテーマとしていないけど、デザインについての最良の本を12冊選んだブログを知った。果たしてどんな本が挙げられているのだろうか。邦訳を調べてみた。
- ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』(asin:4306072746)
- クリストファー・アレグザンダー『時を超えた建設の道』(asin:4306043061)
- トレーシー・キダー『国境を越えた医師―Mountains Beyond Mountains』(asin:4796880143)
- Edward Tufte『The Visual Display of Quantitative Information』
- スチュアート・ブランド『How Buildings Learn』
- イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』(asin:4309462294)
- スコット・マクラウド『マンガ学―マンガによるマンガのためのマンガ理論』(asin:4568501989)
- リチャード・P・ルメルト『良い戦略、悪い戦略』(asin:4532318092)
- ニコルソン・ベイカー『中二階』(asin:4560071225)
- ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?』(asin:4150504105、asin:4150504113)
- ドネラ・H・メドウズ『世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方』(asin:4862761801)
- エド・キャットムル、エイミー・ワラス『ピクサー流 創造するちから――小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法』(asin:4478016380)
これは興味をそそるブックリストになってるのではないか。
スチュアート・ブランドの『How Buildings Learn』は、邦訳は出ていないが、このブログでも以前取り上げている(その1、その2)。
この本やアレグザンダーやジェイコブズの本が入っているのは納得だが、イタロ・カルヴィーノやニコルソン・ベイカーの小説も入っているのが興味深い。
ネタ元は kottke.org。