この記事を見て驚いた。今からおよそ3年前に『The Black Box Society』の著者が勧めるドローン本が気になると紹介したドローン本の邦訳が7月に出ているのを知った。
- 作者: グレゴワール・シャマユー,Grégoire Chamayou,渡名喜庸哲
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2018/07/31
- メディア: 単行本
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原書が出てから結構経つので邦訳はもう無理かと思っていたが、「日本ではじめての《ドローンを「哲学」する》本」という宣伝文句を持つユニークな本は、そう簡単には古びないということか。
版元である明石書店のページを見ると、新聞にも複数書評が出ている。
メイカームーブメントの文脈でドローンに注目が集まった時期があるが、これはそうした視点の本とは一線を画すもので、ドローンがもたらす戦争の変容を扱っているのだからなかなかハードである。