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『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その19

この間(おそらく)最終版を公開した『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、以前にも感想をいただいている Spiegel さんが、またブログエントリを書いてくださっている

なるほど、今からこの電子書籍を買われる方は、最新の文章である付録「インターネット、プラットフォーマー、政府、ネット原住民」を最初の読むのがよいのかもしれませんな。自分は書いた側なので読むのもすぐだけど、全50章を乗り越えないと新作が読めないと思うのは窮屈だ。

それにしても、この電子書籍自体、随分と「成長」したような気になってしまう。

国家や市場がインターネットに「情報(力)の搾取手段」あるいは「コンテンツ・デリバリ装置」としての価値しか認めず個人のプライバシーや自由になど鼻くそほどの価値も認めていないのであれば,私達はもはや中央集権システムとしてのインターネットから出ていくしかない。 あっ,これってヒッピーの発想か(笑)

『続・情報共有の未来』は付録から読むのがオススメ — しっぽのさきっちょ | text.Baldanders.info

これは、ちょうど八田真行が「インターネットからスプリンターネットへ」で書いていることに符合するように思う。

一方で私自身は、インターネットが一般大衆のものになった今、細かく管理され、人畜無害で漂白されたものになっていくのは残念だが仕方がないとも思っている。いずれにせよ今後インターネットは、可愛い猫の写真ばかりの安心・安全で無意味なものになっていくのだろう。だとすれば、我々は情報の自由を求めてまたフロンティアを開拓するしかない。

インターネットからスプリンターネットへ(八田真行) - 個人 - Yahoo!ニュース

インターネットから「脱出」する日がワタシにも来るのだろうか……。

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