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何度目かの「アジャイルソフトウェア開発は死んだ」で思い出すIT業界恒例「○○は死んだ」宣言の歴史

二月くらい前のエントリだが、ワタシは3月に入って O'Reilly Radar 経由で知った。

アジャイルソフトウェア開発は死んだ。それに対応したまえ」とのことだが、O'Reilly Radar でマイク・ルキダスが書いているように、「アジャイルは死んだと主張するのを見たのはこれが最初ではないし、これが最後というわけでもなかろう」というのが正しい。

これは2017年に書かれたエントリだが、これに列挙されているように、2017年時点までで既に何度も「アジャイルは死んだ」と宣言されているんですね。

マイク・ルキダスが紹介している、『Cassandra』の邦訳(asin:4873115299)が日本でも出ている Eben Hewitt の「どんなムーブメントも、それ自体パロディになるまで成功したとは言えないんだよ」という言葉の通りなんだろう。

思えば、IT 業界では「○○は死んだ」というのはアジャイルに限らず、これまでもいろんなトピックについて言われており、ワタシもブログでそうした主張を紹介したり、本サイトで翻訳などしている。

折角の機会だと以下にまとめてみたが、まぁ、いろいろ死んだものである。この中で本当に死んだと言えるのは Web 2.0 くらいだろうか。

元記事を書いた Jason BloombergIntellyx の創業者にして社長であり、ズバリ『The Agile Architecture Revolution』(asin:1118409779)という本の著者なのであまり無下に扱うのはよくないだろうが、主張の内容の評価はアジャイル開発の当事者の方々にお任せしたい。

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

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  • 作者:Jonathan Rasmusson
  • 発売日: 2011/07/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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