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Google や Apple やらビッグテックがなんかおかしなことしてるなで済ませてしまいそうになるが、これらはブルース・シュナイアーの新刊『ハッキング思考』の第4部「法システムのハッキング」の実例とも言えるとワタシは思うのだ。
もちろんビッグテックに雇われた弁護士が皆それをやっているわけではないはずだが、自社の利益につなげるために法の抜け穴を見つけることを一番の仕事にしている人もいると思われる。
「26章 法律をハッキングする」から引用させてもらおう。
ハッキングとは、システムの規則を見つけて隙を突き、自らを有利にしたうえでなおそのシステムに参加しつづけることなのである。(pp.148-149)
ブルース・シュナイアー先生の『ハッキング思考』は、このようにニュースの見方に影響を与える本なんですね。