今回公開した訳文でも最後に引き合いに出されている Paul Graham の『Hackers & Painter』だが、刊行に合わせて各種記事が公開されている。
まずは出版元であるオライリーのサイトに公開されたインタビューは、C2 Wiki のページの話が出てくるのは面白いが、まあ特に驚くようなことは話していない。探せば他にもインタビュー記事はあるだろう。レビュー(の翻訳)が hotwired に出ているが、特に絶賛というわけでなく、どうも煮え切らない(個人的には、「オタクが人気者になれない理由」はとても好きな文章なので、このレビューは不満だ)。あと忘れてはならないのが Slashdot 本家のブックレビュー。本題とは関係ないが、esr が自分の政治的立場についてコメントしているのが興味深かった。
まあ、結論としては、後はオライリージャパンから Shiro Kawai さんによる日本語訳が出るだけである、ということである(笑)。
そうそう、先週確か Kawai さんは来日公演をされていたんだよね。その少し前には第二回 Wiki ばながあったわけで、今回も微妙に予定がかみ合わなかったなぁと残念に思ったものである。