yomoyomoの読書記録にKlaus Wehrle他『Linux Networking Architecture』を追加。
関係ないが、将棋の原田泰夫九段がお亡くなりになられたということでご冥福をお祈りします。
米長邦雄の「さわやか日記」の記述を見ると、升田幸三のときのことを思い出してちょっと気になるのだが(これは将棋ファンしか分からない文章だと思う。結果的に言うと、これは考えすぎだったようだ)。
ワタシは氏による『将棋 初段への道』(だったかな)を何度も読んだものである。この本は今となっては非常に貴重で、当時小学生の羽生善治が原田泰夫に二枚落ちで挑み、敗れているのだ。指導将棋の見本のような将棋だったと記憶している。
それから数年後に羽生はプロになるのだが、さらにその数年後の「将棋の日」において羽生の将棋の大盤解説を行った原田は、「今では誰も羽生君には勝てませんが、原田は羽生君に二枚落ちで勝ったことがあるんです」と自慢したものである。
素晴らしい将棋指しだったと思う。そして引退後の矍鑠さも見事だった。合掌。