今週末もばたばたで本サイトの更新はなし。今日の画像も例によって Wikimedia Commons より。
週末 del.icio.us で 59 amazing sketches of the Monty Python というエントリがクリップされまくったのだが、なんのことはない YouTube で観られるパイソンのスケッチのリンク集である。
ただこれは書いておかないといけない。Monty Python's Flying Circus は、30分ノンストップの番組が一つの単位として機能しているので、個別のスケッチだけ取り出しても十分は楽しめず……といった能書きを忘れて観てしまうね(笑)
YouTube だと字幕がないので、やはり言葉より動きで笑いを取るマイケル・ペイリン−テリー・ジョーンズのコンビの作品のほうが楽しめるだろう。定番なのは「魚のビンタダンス」だが、パイソニアンの意地にかけて上の59のリストにないその種のスケッチを二つ紹介しよう。
これは一連のスケッチの一部なのだが、このパートが一番笑える。兵士達の細かい動きが泣かせる。
そして、腸癌からの奇跡的な回復を祝し、テリー・ジョーンズの大臣演説スケッチをば。
日本の芸人だと、こういうネタの途中で絶対笑ってしまうと思うのだが、乱れることなく演説をしながら飽くまで真面目な顔でやりきるところに彼らの真骨頂がある。
あとパイソン関係のニュースとしては、マイケル・ペイリンが旅行番組以外のテレビ、映画からの引退を表明したのはちょっとショックだった。
マイケル・ペイリンというと、パイソン時代の日記が刊行され(日本の某社が早々に版権を押さえ)たばかりだが、新刊にあわせた講演会にジョン・クリーズがただの客としてあらわれたという話は受けた。
さすがかつてインタビューで「無人島に何か一つ持っていくとしたら?」と問われ、「マイケル・ペイリン」と答えただけはある。愛してるのやね。