昨年あたりから広義のコンピュータウィルスの「ボット」がよく語られるようになった印象があるが、今年は一歩進んで「ボットネット」という言葉が広く使われるようになった。
「ボットネット」も Wikipedia の説明を読んで大まかなイメージは掴めるが、どうも言葉先行というか具体的に何がどうなって
ボットネットがどういうもので、具体的にどういう脅威があるのか説明してくれる論文というと Know your Enemy: Tracking Botnets の日本語訳ぐらいしか知らないのだが、ズバリこれを題名に掲げた書籍が刊行されるのを知る。
Botnets: The Killer Web Applications
- 作者: Craig Schiller,James R. Binkley,Anthony Bradley,Michael Cross,Gadi Evron,David Harley,Chris Ries,Carsten Willems
- 出版社/メーカー: Syngress
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: ペーパーバック
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狙いどころが良いし、「ウェブのキラーアプリ」という副題も皮肉がきいててうまいのだけど、値段が張るのが難。