LWN.net で知った記事だが、オープンソースソフトウェアにおける代表的な10のフォーク例とその理由について解説している。
FLOSS はフォーク(分岐)すら自由、というのが建前で、ただ一方でそれはそんなに起こらないんだよねと言われるが、このリストを見ると結構最近も起こっているんだね。
NetBSD からの OpenBSD、XFree86 からの X.Org といった人間の揉め事ドリブンなものが有名だが、KHTML からの Webkit のように企業主導のものもあるし、必ずしもそればかりでないのが分かる。GNU Emacs からの XEmacs(当時は Lucid Emacs だったかな)は企業主導と強烈な個性のぶつかり合いが半々といったところか。
あとこのリストにはないが LWN のコメント欄で指摘されている、gcc から EGCS が分岐した後結局そちらが開発の本流になって戻るという変わった例もある。