先週 iBooks 2 と iBooks Author が発表され、例によって大騒ぎになったが、その見方としてはこの EBook2.0 Magazine の記事が一番妥当なように思った。
ワタシ自身はまだ触ってないが、iBooks Author がすこぶる優秀なこと、一方で使用許諾契約の厚かましさが異常というのは間違いなさそうだ。
出版関係の話題では、TechCrunch 離脱メンバーによる PandoDaily に載ったアメリカの某出版社の編集者による「我々は Amazon に狙いをつけられており、奴らは我々を殺そうとしている」という悲痛な訴えがなかなかだった。大原ケイさんの「ガクブル米書籍事情:アマゾンが出版社になった」も参考になる。
関係ないが、もし PandoDaily が大成功したら、某社はサラ・レイシーの本を出さなかったことを後悔するのかも。昨年出た彼女の本もやはり邦訳は出ないのかな。
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