Data Driven Journalism の記事で知ったのだが、今話題のデータジャーナリズムの格好の入門書となるであろう Data Journalism Handbook が刊行とのこと。
この本は、ロンドンで開かれた MozFest 2011 で Open Knowledge Foundation(ここも少し前にオープンデータハンドブックを公開してるね)と European Journalism Centre が中心となり、そこに BBC や Guradian や NYT や FT の人たちやら本業のジャーナリストが加わった48時間のワークショップの成果を基にしているとのこと。すごいねぇ。
ティム・バーナーズ=リー卿が「データ解析こそがジャーナリズムの未来」と予言したのが一年前だが、ネット活動家な人たちとジャーナリストが協力してこういう本が書かれるところまで来たようだ。
そうそう、データジャーナリズムといえば、八田真行さん(id:mhatta)の講演が日本ジャーナリスト教育センターのブログで公開されてるね。
Data Journalism Handbook はオライリーから紙の本としても今月末刊行されるが、クリエイティブ・コモンズの Attribution-ShareAlike 3.0 の条件でウェブ公開もされるとのこと。
誰か訳してくれないものか(しつこい)。
The Data Journalism Handbook: How Journalists Can Use Data to Improve the News
- 作者: Jonathan Gray,Lucy Chambers,Liliana Bounegru
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2012/08/04
- メディア: ペーパーバック
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