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悪の教典

公開初日のレイトショーで観たが、女性一人、あるいは二人連れで来ている人が結構いた。映画の内容くらいは知って来ているとは思うが、大丈夫だっただろうか。

実は三池崇史の映画をちゃんと観るの自体これが初めてだった。別に避けていたわけでなくたまたまだが、本作の内容を知ったときにこの人しか監督できないだろうなと勝手に思っていた。

原作は未読なのだけど、貴志祐介の小説では『黒い家』を読んだことがあって、あれもサイコパスサイコキラーを描いた怖い小説でしたね。

いやはや、すごい映画だった。伊藤英明が実に活き活きとサイコキラーを演じていて、その吹っ切れ方に好感を持った。ワタシはこの手の銃声に満ちた映画は苦手なのだけど、人体破壊描写を悪趣味過ぎずメジャー映画としてギリギリ観れるところにおさえながらブラックユーモア感(普通の映画ならクライマックスとなり、悪役が殺されることになる対決もあったね)も残してますね。

すさまじくおっさんなことを書かせてもらうと、ワタシもこの歳になると本作のような映画では若い生徒たちの区別が付きにくくて、そのため台詞とかよく分からんところがいくつかあったのだが、そういうのも気にならない映画でした。

しかし、本作は「メッキー・メッサーのモリタート」並びに「マック・ザ・ナイフ」が重要な使われ方をしているのに、あのエンドロールの雰囲気ぶち壊しな安い曲はなんなんだ。「マック・ザ・ナイフ」を使えよ。こういうところが日本映画はどうしようもなくダメである。

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