kottke.org で音楽ジャンルが有名ミュージシャンの寿命にどう影響するかを論じた記事を知り、紹介しようかと思っていたら、同じくそれを紹介するタイラー・コーエンの文章が訳されていたので便乗する。
ロック系全般の「事故死」はやはりドラッグ関係が多いのだろうとか、ヒップホップ系の「殺人」率の高さは、ギャングスターのイメージ通りだとか面白いが、確かにタイラー・コーエンが指摘するように「ジャンルが若ければ若いほど極端になる」傾向があるのには注意しなければならない。
素人分析になるが、ジャズやフォークの癌死亡率の高さは、それだけジャズやフォークの歴史が長く、高齢化の結果なんだろうな。ジョン・コルトレーンみたいに若くして癌で死んだ人もいるし。
他にも、よく言われる27歳クラブというのは神話であり(そりゃそうだ)、実際はミュージシャンは56歳で一番死んでいるとかいう話も面白い(こちらは以前日本でもニュース記事にならなかったかな?)。
- 作者: タイラー・コーエン,若田部昌澄,池村千秋
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2014/09/11
- メディア: 単行本
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