少し前から話題になっているサイトで、各界の著名人が薦める本を集積している。最近イーロン・マスクが勧める「読んでおくべき11冊の本」とかネットニュースでも取り上げられている。
この Slashdot のストーリーで、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズの推薦本の比較が行われている。
読書家として知られ、そのインプットについてちゃんとこまめに文章を書いているビル・ゲイツは必然的に数が多すぎるので、ここでは30冊と紹介するのにちょうどよいサイズ感のスティーブ・ジョブズのほうを取り上げたい。
いろんな分野の本を網羅するビル・ゲイツと比べると、スティーブ・ジョブズのほうは嗜好性がはっきり出ていて、らしい気がする。
- トーマス・クーン『科学革命の構造』(asin:4622016672)
- アイン・ランド『肩をすくめるアトラス』(asin:4908222010、asin:4908222029、asin:4908222037)
- ラム・ダス『ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本』(asin:4892031410)
- クレイトン・クリステンセン『イノベーションのジレンマ』(asin:4798100234、asin:B009ILGWS6)
- 鈴木俊隆『禅マインド ビギナーズ・マインド』(asin:4905425166、asin:B011N1U4VY)
- パラマハンサ・ヨガナンダ『あるヨギの自叙伝』(asin:0876123493)
- リチャード・モーリス・バック『宇宙意識』(asin:4931449360)
- ゲオルギイ・グルジエフ『注目すべき人々との出会い』(asin:4839700141、asin:B01MG1QAFX)
- ポール・A・シュトラスマン『コンピュータの経営価値』(asin:4822720209)
- アーノルド・エーレット『Mucusless Diet Healing System』
- アンドルー・グローヴ『パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をきみはどう見極め、乗り切るのか』(asin:4822255344、asin:B074NXCBYR)
- タデウス・ゴラス『なまけ者のさとり方』(asin:4569662056、asin:B0116U8GPS)
- フランシス・ムア・ラッペ『小さな惑星の緑の食卓』(asin:4061426680)
- チョギャム・トゥルンパ『タントラへの道―精神の物質主義を断ち切って』(asin:4839700109)
- ジャック・ケルアック『路上』(asin:4309463347)
- アラン・ワッツ『The Way of Zen』
- ハーマン・メルヴィル『白鯨』(asin:4003230817、asin:4003230825、asin:4003230833、asin:B00RF1QDM6、asin:B00RF1QDZS、asin:B00RF1QEKM)
- チョギャム・トゥルンパ『仏教と瞑想』(asin:4795288828)
- クリストファー・イシャーウッド『Ramakrishna and His Disciples』
- エクナット・イーシュワラン『The Dhammapada』
- ポール・ウィリアムズ『ダス・エナーギ―精神のエネルギー経済学』(asin:4393329015)
- ウィリアム・シェイクスピア『リア王』(asin:4102020055、asin:B01AL4HQ9M)
- ラマ・アナガリカ・ゴヴィンダ『チベット密教の真理』(asin:487502424X)
- 『金剛般若波羅蜜経』
- ラマ・アナガリカ・ゴヴィンダ『Way Of The White Clouds』
- ジャック・ケルアック『ザ・ダルマ・バムズ』(asin:4061984896)
- ミラレパ『Songs of Milarepa』
- ディラン・トマス『ディラン・トマス全詩集』(asin:4791762126)
- スレーンドラナート・N. ダスグプタ『ヨーガとヒンドゥー神秘主義』(asin:479670115X)
- Edmond Bordeaux Szekely『The Gospel of Love and Peace』
それにしても、禅やら瞑想やら神秘主義やらスピリチュアル系な本がリストの相当割合を占めるところがこの人ならでは。
それにしてもシリコンバレー人種って本当にアイン・ランド好きよねぇ。
- 作者:ウォルター・アイザックソン
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 文庫
- 作者:ウォルター・アイザックソン
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 文庫