Technical Knockout に「生成AI時代におけるWikipediaの価値」を追加。Selena Deckelmann の文章の日本語訳です。
このブログでも、ウィキペディアと AI の関係について扱ったエントリをいくつか書いている。
特に後者のエントリを読み、そしてワタシ自身、「ウェブをますます暗い森にし、人間の能力を増強する新しい仲間としての生成AI」を書いたのもあり、ウィキメディア財団の人から公式的なステートメントはないのかなと思っていたら、ウィキメディア財団の CPO 兼 CTO の人が、題名みて分かる通りズバリな文章を書いていたので訳してみた。
なんでそれを勝手に公開できるのかというと、ウィキメディア財団のブログのライセンスが CC BY-SA 4.0 だからなんですね。
公開用の翻訳自体久しぶりにやるので、思ったよりも時間がかかった。誤記、誤訳などありましたらメールなりで教えてください。
そういえば少し前に清水亮氏が「GPT以後「知識の集積地」としてのネット空間は汚染されていく。私たちはいつまでWikipediaを信用できるのか」という文章を書いていたが、果たして Selena Deckelmann の文章は、その答えになっていますでしょうか。
あと関係ないが、ウィキメディア財団といえば、およそひと月前のブログエントリで、お懐かしや Rebecca MacKinnon が現在ウィキメディア財団に属しているのを知った。