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Googleによる検索分野の独占を巡るティム・オライリーとTechCrunchの議論

ティム・オライリーが O'Reilly Radar に MicroHoo: corporate penis envy? というエントリを書き、マイクロソフトの検索(つまり Google)への執着は penis envy(ペニス羨望)じゃないかと書いたところ、TechCrunch のマイケル・アーリントンが「検索市場に競争は必須だ」と噛み付いた。

それに対してティム・オライリーWhy search competition isn't the point というエントリーで反論している。彼の主張は以下の通り。

  1. Web 2.0 は検索よりもずっと大きなものなのだから、検索にフォーカスすると大局を見失う恐れがある。
  2. Googleマイクロソフト以上にインターネットの相互運用性を理解している。
  3. たとえ Google が検索分野を独占しても、その独占は長くは続かない。
  4. Web 2.0 アプリケーションは、ネットワーク効果が生じるため自然と独占が生まれやすい。
  5. まだまだ Web 2.0 ははじまったばかり! イノベーションの余地はまだまだある(例:Amazon の S3 や EC2)。

うーん、オライリーの言いたいことは分かるが、ことこれに関しては「検索市場に競争は必須だ」というマイケル・アーリントンのほうに説得力を感じるね。検索こそが Web 2.0 のすべてでないにしろ、キーであることは間違いないんだし。

もうウェブ3.0がどうこうと語りたがる人がいる一方で、オライリーは「まだまだ Web 2.0 ははじまったばかりさ!」という姿勢を堅持している。ワタシの読みは正しかったようだ。

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