2016年におけるオープンソースのドキュメンテーションのトレンドの話だが、思えばワタシが JF でオープンソースのドキュメンテーションに携わっていたのって15年くらい前(!)になるわけで、知ったような顔をしていても全然最新の話にはついていけてないよな。
GNOME のドキュメンテーションのチームリーダーも務めたこともある Shaun McCance が挙げる5つのトレンドは以下の通り。
- 最初に Gnome のドキュメンテーションに関わったときは、ソースとともに CVS で管理されていた DocBook を書いていたが、今では Git レポジトリに格納された Mallard を書いている
- ドキュメントフォーマットは XML 系などたくさん選択肢があったが、現在は Markdown、AsciiDoc、reStructuredText といった軽量マークアップ言語が人気
- 5年前は、ドキュメンテーションサイトを Wiki やブログプラットフォーム上に設けていたものだが、最近は Middleman や Jekyll といった静的ウェブサイト作成ツールを使うのがトレンド
- 継続的インテグレーションこそが、上記のトレンドを結びつける鍵
- Read the Docs といったドキュメントのホスティングサービスが人気なトレンドは続くで
なるほどねぇ。