アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2019/09/04
- メディア: Blu-ray
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公開から大分経ってようやく観た。
ワタシは MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が嫌いと公言してきた奇特な人間なので、アベンジャーズは完全スルーを決め込むつもりだった。のだが、周りの熱にだんだんと気持ち変わりして、一応はこの祭りに乗っておこうかとなった。
MCU の映画で既に観ていたのは、『アイアンマン』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『スパイダーマン:ホームカミング』くらい(あとテレビ放映時などの断片的にいくつか)。
そこでテレビ放送を録画した『アベンジャーズ』と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を観つつ、『ドクター・ストレンジ』と『ブラックパンサー』をレンタルしたところで時間切れになって、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観てから本作に挑んだ。
つまり、ワタシが観たのは MCU の全21作の3分の1くらいということになり、とてもじゃないが本作についても批評はおろか、感想すらまともには書けるレベルじゃない。
それでも書くが、楽しめた。戦闘ばかりだった前作と違ってストーリーが楽しめたので、「膀胱がエンドゲーム」と危惧された3時間の上映時間にも耐えられた。ただハルクの扱い、前作ではハルクに変身できなかったのが、本作でははじめからハルクなんです、という設定がなんじゃそりゃだった。あと、キャプテン・マーベルが強すぎて、彼女を出ずっぱりにできない事情をひしひしと感じるのはご愛敬。
ヒーロー総結集を存分に楽しませてくれたのは間違いない。各作の主役が勢ぞろいし、加えて各ヒーローのまつわる脇役としてレネ・ルッソやティルダ・スウィントンやナタリー・ポートマンやマイケル・ダグラスやロバート・レッドフォード(!)といった豪華な面々までが登場するのを見ると、なんか「笑っていいとも」の最終回特番について言われた「地上波テレビの終わり」というのに似た、「アメリカ映画の終わり」というフレーズが頭に浮かんだりもしたくらいである。