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ロバート・スキデルスキーの近刊『経済学のどこがおかしいのか?』が注目だし、デヴィッド・グレーバーの邦訳が出ると思ったら……

トマ・ピケティの新刊『資本とイデオロギー』の書評である。非公式日本語訳もあるでよ。

さて、ピケティの新刊の評価はともかくとして、ワタシが注目したのは、主流経済学の権威が落ちていることについて、その大衆のムードを掴んでいるとして引き合いに出される、経済史家ロバート・スキデルスキーの近刊 What’s Wrong with Economics? である。

What’s Wrong with Economics?: A Primer for the Perplexed

What’s Wrong with Economics?: A Primer for the Perplexed

書名を直訳すれば「経済学のどこがおかしいのか?」になるが、以前取り上げたデヴィッド・グレーバーの「反経済学」を思い出した。そのムードは確かにある。

そうそう、横道にそれるが、デヴィッド・グレーバーの邦訳が出るというので、いよいよ『Bullshit Jobs』の邦訳かと思ったら、別の本だった。

ロバート・スキデルスキーというと近著では息子さんとの共著の邦訳が出ているが、時宜を得たテーマならこれも邦訳が出るでしょうな。

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