ボブ・ディランが新刊を出すというので、『ボブ・ディラン自伝』(asin:4797330708)の続編かと思ったら(あの自伝の原題は『Chronicles: Volume One』なのよ)、そうではなく The Philosophy of Modern Song とのこと。
書名から自分の楽曲について語る本かと思いきやそうではなく、ディランが重要だと思う65もの楽曲(とひとつの詩)についての60ものエッセイからなる本で、ボブ・ディランのポピュラー音楽論ということですね。2010年以来取り組んできた本とのこと。その中にはブルーグラスとヘヴィーメタルとの関連性について論じたものもあるって、マジで?
このニューヨーク・タイムズの記事では、フランク・シナトラの「夜のストレンジャー」とザ・フーの「マイ・ジェネレーション」についての文章が抜粋されている。しかも、後者のオーディオブック版の朗読者はオスカー・アイザックだ!
これは間違いなく来年邦訳が出るだろうね。で、上で彼の自伝の続編について触れたが、Amazon を調べてみたら、2027年末に発売予定になっていた。5年後に刊行予定の本のページなんて初めて見たよ!