当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

Twitter はてなアンテナに追加 Feedlyに登録 RSS

文筆家の皆さん、以下の項目をいくつ満たしていますか?

以前、文筆家関係者が多いと思しき某所でちょっと尋ねたことがあり、そのとき挙げた項目に更に追加して、ちょうど20個の項目を用意したので、ここにも投げさせていただきたい。

今どきな文筆家の皆さん、以下の20の項目のうち、いくつを満たしていますか?

  1. 共著がある
  2. 単著がある
  3. 編著がある
  4. 訳書がある
  5. 著書/訳書が他人の著書で参考文献に挙げられた
  6. 著書/訳書が文庫化された
  7. 著書/訳書が増刷/重版した
  8. 著書/訳書がテレビ番組化された
  9. 著書/訳書がコミック化された
  10. 著書/訳書が映画化された
  11. 著書/訳書が国内の賞を受賞した
  12. 著書が海外で翻訳された
  13. 著書が海外の賞を受賞した
  14. ウェブメディアで連載したことがある
  15. 雑誌で連載したことがある
  16. 新聞で連載したことがある
  17. 本の帯コメントを書いたことがある
  18. 自分の著書/訳書以外で序文/まえがきを書いたことがある
  19. 自分の著書/訳書以外で解説を書いたことがある
  20. 文学フリマで自分が執筆した本を売ったことがある

面倒なので、ここでは著書/訳書に、紙の本か電子書籍といった条件はつけないことにする。

念のために書いておくが、当たり前だが別に満たした項目数が多いから偉いといった話ではない(ので、そういうので噛みつくのはご遠慮いただきたい)。そもそもこの20を全部満たす人はまずいないはずなので。

あと、最後に唐突に文学フリマが出てくるのは、たまたま項目を考えたのが、文学フリマ東京38に関するポッドキャストを聞きながらだったためで、それ以上の意味は特にない。

ワタシの場合、満たしているのは以下の項目になる。

単著がある

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』は、電子書籍だけでなく紙の本も作っていただいた。

そうそう、ワタシは本の執筆者として参加したことはいくつかあるが、いずれも著者にクレジットされていないので、「共著」はないことになる。

訳書がある

思えば、『デジタル音楽の行方』も来年には20周年になる。もはや現役の翻訳者とは言えないね。

著書/訳書が他人の著書で参考文献に挙げられた

直近の例は、矢吹太朗『Webのしくみ Webをいかすための12の道具』になる。

ここから10個くらい該当なしが続く。「増刷/重版」(にともなう不労所得)の経験がないのは、ワタシのもっとも大きな心残りかもしれない。

ウェブメディアで連載したことがある

今は WirelessWire News で連載している。

雑誌で連載したことがある

技術評論社Software Design の2005年8月号~2006年7月号に連載された「Wikiつまみぐい」において、毎月600字程度の小コラム「yomoyomoWikiばなし」を担当。連載内連載?

自分の著書/訳書以外で序文/まえがきを書いたことがある

『ケヴィン・ケリー著作選集 1』に序文を寄せている。

自分の著書/訳書以外で解説を書いたことがある

河口俊彦『大山康晴の晩節』に書いている(解説全文)。

というわけでワタシが満たしているのは、2、4、5、14、15、17、18、19の8個になる。場末の雑文書きとしては意外に多かった。

[YAMDAS Projectトップページ]


クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
YAMDAS現更新履歴のテキストは、クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

Copyright (c) 2003-2023 yomoyomo (E-mail: ymgrtq at yamdas dot org)