Threads を見ていて、『ファクトリー・レコード全史』なる本が今月出たのを知る。930ページとは大変な労作である。
ファクトリー・レコード、並びにトニー・ウィルソンについては「トニー・ウィルソンが語るイアン・カーティスとの出会い、ファクトリーがスミスと契約しなかった理由」をはじめ何度もここでも取り上げているが、マンチェスター関係の音楽本の邦訳って多いよなぁと思い当たったので、ミュージシャン自身によるものを中心にまとめておきたい。
ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー
まずはイアン・カーティスの未亡人のデボラによる本が浮かぶ。
ピーター・フックによる「ハシエンダ」本もありましたね。「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2017年版)」で取り上げた彼の回顧録『Substance: Inside New Order』の邦訳は出なかったが。
フッキーを取り上げたら、バーニーの回顧録を忘れるわけにはいかない。