少し前に Boing Boing で知ったのだが、Don Tapscott と Anthony Williams が新刊に WIKINOMICS というタイトルをつけるとのこと。
The book is about a new peer-oriented model of collaboration and participation in the economy and it highlights the endless choices for collaboration that are changing the way companies innovate and create value.
別に Wiki についての本という意味ではなく、経済における共同作業や参加のモデルを扱うにあたり、Wiki という言葉に双方向性などの意味を託しているのだろう。でも、Wiki って非技術者以外にもそれほどポピュラーな単語なのかね。編集履歴から Wikipedia の編集ポリシーの変化を論じるマニアックな記事が New York Times に載るまでになってはいるけど。
著者の Don Tapscott というと、『デジタル音楽の行方』にも引き合いに出される『デジタルチルドレン』が最も知られる仕事だが、それも大分前のことなので、このプロジェクトがものになるとよいなと思う。
- 作者: ドンタプスコット,Don Tapscott,橋本恵,菊池早苗,清水伸子
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 1998/02
- メディア: 単行本
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