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デヴィッド・ボウイの1978年来日公演の映像

デヴィッド・ボウイが1978年に行った来日公演が、NHK で放映されたという話は知識として知っていたが、まさかその映像を拝む日が来るとは思わなかった。

1978年12月12日、NHKホールで行われたライブ映像である。

時代別のライブセット曲目リストが載っていた1990年4月号の「レコード・コレクター」が手元にないので("Warszawa" と "TVC15" を除けば)この順番かどうかは定かではない。

1978年のワールドツアーは、ギターに当時の片腕カルロス・アロマーに加え、後にキング・クリムゾンの加入するエイドリアン・ブリュー、そしてキーボードにはユートピアの才人ロジャー・パウエルという布陣で、しかも日本公演のみドラムがジェネシスでおなじみチェスター・トンプソンだったはずだ。

ライブはカルロス・アロマーが指揮棒をとり、ボウイがキーボードを弾く "Warszawa" とともに荘厳に始まるが、サエキけんぞうは大阪公演でライブ開始に間に合わず、会場に入ったとき "Warszawa" に続く "Heroes" の演奏が始まり、それを聴いて人生が変わったといったことを件のレコード・コレクターに書いていたと記憶する。元々彼はジェフ・ベックの来日公演を観たかったそうだが、チケットを頼んだ友人は、ジェフ・ベックは売り切れだったので、勝手にボウイのチケットを買ったそうだ(笑)

個人的には "TVC15" でこの番組で訳詞を担当したのが岩谷宏であることが分かったときに一番驚いた。番組自体非常に貴重ではあるが、ひっくり返るような内容ということはなく、このワールドツアーを収録したライブ盤『Stage』で感動はほぼ再現できるようにも思った。

Stage

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