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遂に、遂に、遂にモンティ・パイソンの『ライフ・オブ・ブライアン』の日本盤DVDが発売される!!!!!

遂に、遂に、遂にこの日が来た!!

ここにも既に何十回と書いたことだが、日本ではブライアンだけ(権利関係が原因で?)DVD が出ていなかった。ワタシ自身は VHS で吹き替え版を持っているが、それでもやはり DVD で欲しいわけで、いったいいつになったらという重い想いがあった。

ジョン・クリーズ先生もパイソン映画で本作をベストとしていたし、英国における不動のコメディ映画ナンバー1みたい。

この映画のラストシーンにおける唐突でシュールな笑い。そして「人生なんて所詮こんなもんやし、笑わな損やで」みたいな諦念まみれの、しかし感動的と言ってもいいほどの暖かなヒューマニティー。の両者は、かけ離れたものであるだけに普通は同時には表現できないものであり、うっかりその両方に足をかけてしまえばだいたいどっちかに転げ落ちてしまうか、或いは、お股が裂けて二度と使いものにならなくなっちゃうかのどっちかなのだが、見事にそのアクロバットに成功している奇跡的な例として、わたしの最も好きな映画のラストシーンの一つだ。

THE BRADY BLOG:正月はお笑いで。はUKもおなじ。

公開当時から何かと議論を呼んだ映画であるが、やっぱりキリスト教関係の知識があったほうが面白いのは確か。

吹き替え音声も入るとのことだが、本作はヒロイン役の人の声が峰不二子の人なので、山田康雄さんや納谷吾郎さんとあわせ、なかなかにルパン三世だったりする。

ワタシが観た時点で Amazon ランキングが83位で、みんな待ってたんだなぁ。

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