今年のはじめ現役グーグル社員が名前を挙げて以来(だと思う)品薄が続いているポール・グレアムの『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』だが、森田尚さんの tweet によると現在緊急増刷中で、来月には品薄は解消される見込みとのこと。
- 作者: ポールグレアム,Paul Graham,川合史朗
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 単行本
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個人的には、Google にそんなに強い興味を持ってる人がこれまでこの名著を読んでないことのほうが意外だったのだが、世の中そんなものか。ワタシにしても must-read とされる本で読んでないのは結構あるもんね。
さて、なぜワタシがわざわざ『ハッカーと画家』の品薄解消を取り上げるのか。お前関係ないだろと言われそうだが、のびかけの鼻毛くらいはワタシもこの本に関係がある。この本の訳者あとがきにワタシの名前が出てくるのだ!
まだ読んでないアナタ、ウソだと思ってるでしょ? ワタシも信じられなかった。この本が Amazon から届いたときのことはよく覚えているが、最初あとがきから読み始め、自分の名前を見つけてしばし呆然とし、それからしばらく文字通りおいおい大泣きした。多分、当時つらいこともあったのだろうが、ワタシは川合さんの踏み石になったことを今でも心から誇りに思う。
そうした意味で『ハッカーと画家』は、ワタシの名前が載った本の中で最も売れた本ということになるな!(どういう切り口や)
そうそう、同じく川合×森田コンビによる Clojure 本もちょうど発売になるね。
- 作者: Stuart Halloway,川合史朗
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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