邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2021年版)で取り上げた James Nestor『Breath』の邦訳が『BREATH──呼吸の科学』として6月に出ているのをいまさら知った。
原書の刊行は2020年5月で、COVID19 のパンデミックより前に書かれた本だが、この2年あまり、我々は図らずもこの「呼吸」の重要性を思い知ったわけである。
ワタシ自身、この本が扱う現代病の(少なくとも)ひとつを抱えており、本書の内容は他人事ではないのである。
こういうノンフィクションも、当たり前のように早川書房が持っていくようになったなー。