今年の8月で、ビートルズのアルバム『Revolver』が発表されて40年になるそうだ。
- アーティスト: The Beatles
- 出版社/メーカー: EMI
- 発売日: 1991/07/20
- メディア: CD
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ビートルズのアルバムの評価としては長年『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』が最高作とされ、『Revolver』はそれにいたる過渡的作品とされることが多かったが、『Sgt. Pepper's』の評価が相対的に落ちるにつれ、『Revolver』をビートルズの最高傑作として挙げる人も出てきた(確かポール・ウェラーとか)。
ワタシ的には、既にこのあたりからポール主導になっていたためそこまで好きなアルバムではない。もちろん "Here, There and Everywhere" をはじめとしてポールの楽曲はどれも優れているのだが、"Taxman" で始まり "Tomorrow Never Knows" で終わるのだから、もっとソリッドな印象のアルバムにできたのにと思ってしまうのだ。"Yellow Submarine" が入ってなければなぁ……
さて、Boing Boing で知ったのだが、Ray Newman という人が『Revolver』の制作などにまつわる話を二年かけて執筆したという電子ブックがクリエイティブ・コモンズライセンスで公開されている。
さあ、日本のビートルマニアよ、これを翻訳してください! ……と書こうと思ったが、残念なことに非派生指定がしてあるな。これだと原著者の許可なく勝手に翻訳を公開することはできない(翻訳自体は自由だけど)。