Hotwire News(12月12日)によると、「米マッスル・ショールズがドキュメンタリー映画に」とのこと。
大人気ドキュメンタリー映画『スタンディング・イン・ザ・シャドウズ・オブ・モータウン』を制作したチームが、1960年代70代にアレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、ジェームス&ボビー・ピューリファイ、ローリング・ストーンズ、エタ・ジェームス、ボブ・ディラン、オーティス・レディングらなどによる数多くの音楽を世界に送り出した米アラバマ州の小さな町(人口1万2千人)を舞台にした『スタンディング・イン・ザ・シャドウズ・オブ・マッスル・ショールズ』を発表する。
『スタンディング・イン・ザ・シャドウズ・オブ・モータウン』というのは『永遠のモータウン』のことですね。あれは素晴らしい映画だった。しかし……(その訳はリンク先で)
アラバマ州マッスル・ショールズ(の FAME スタジオ)といえば、スタックスがあったテネシー州メンフィスと並ぶ南部ソウルの殿堂なわけで、『永遠のモータウン』のスタッフが手がけるなら期待してよいだろう。しかし、『スタンディング・イン・ザ・シャドウズ・オブ・マッスル・ショールズ』というタイトルは二番煎じ過ぎないか?(笑)
モータウン、スタックス、そしてマッスル・ショールズを舞台とする60年代ソウルの入門書として最適な良書にピーター・バラカンの『魂のゆくえ』(asin:4101157219)があるが、既に絶版なのが残念でならない。