『利己的な遺伝子』で日本でもおなじみ、新刊『The God Delusion』も大変話題になっているリチャード・ドーキンスの公式サイトで、モンティ・パイソンの映画『ライフ・オブ・ブライアン』をテーマにしたドキュメンタリー番組が YouTube 上で公開されているのを知る。驚いたね。
これは昨年の大晦日にイギリスのテレビ局チャンネル4で放映された The Secret Life of Brian である。今年になってアップロードされたものなので、YouTube の10分ルールを鑑みるに、48分の番組を一気に見れるということは著作権問題をクリアしているのではないかと勝手に推測(間違っていたらすいません)。
番組的には故グレアム・チャップマンとエリック・アイドルを除くパイソンズ全員がインタビューに答えており、(『空飛ぶモンティ・パイソン』で揶揄した)メアリー・ホワイトハウスらの抗議行動や、当初ジョン・クリーズがブライアンをやりたがった話、そしてテレビ番組でのジョンとマイケル・ペイリンと議論というものができない頑迷な聖職者らとの公開討論など基本的には知った話からなるが、この映画に出資し製作中止の危機を救ったジョージ・ハリスンなどの映像は貴重だし(グレアムのパートナーのデヴィッド・シャーロックの動く姿は初めて観た)、何度も何度も何度も書いているようにこの映画は未だに日本で DVD が発売されていないので、こういう番組が観れるのはありがたいこった。
しかし、いったいこの映画をどこからどうみたらキリスト教を冒涜してるってんだ?