- 洋書ファンクラブ: 超なさけなくて悲しい近未来ディストピアの恋- Super Sad True Love Story
- 未訳なのが信じられないゲイリー・シュタインガートの痛快な近未来ラブストーリー Shteyngart’s Supergood Latest | Books and the City
- Books of The Times - Gary Shteyngart’s ‘Super Sad True Love Story’ - NYTimes.com
渡辺由佳里、大原ケイ、そしてミチコ・カクタニという三人の姐御が賞賛しているのだから面白いのだろう(ミチコ・カクタニのことを知らない人は、やはり大原さんの文章が参考になる)。自分の経済度、性的魅力度を表示するガジェットを首からぶら下げるなんて文句なしのディストピアやね。
著者のゲイリー・シュタインガート(Gary Shteyngart)は、以前紹介した『ニューヨーカー』が選ぶ今後注目の40歳以下作家20人のリストに入っている。写真をみると、うだつのあがらなそうなおっさんなのがリアリティがある。
これは邦訳が出るかなと思うが、渡辺さんの評によると「風刺を理解するためには、米国の政治や経済についての基本的な知識が必要」というのは注意かな。
Super Sad True Love Story: A Novel
- 作者: Gary Shteyngart
- 出版社/メーカー: Random House
- 発売日: 2010/07/27
- メディア: ハードカバー
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