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『プリーズ・キル・ミー』のレッグス・マクニールが選ぶロック本ベスト10

大久保潤さんのツイートで知ったのだが、ワタシも大好き『プリーズ・キル・ミー』の共著者 Legs McNeil が最高のロック本を10冊選んでいる。

その中で邦訳が出てるのは、(自身の本も含め)以下の7冊だと思う。

瓦解へのプレリュード (1979年)

瓦解へのプレリュード (1979年)

プリーズ・キル・ミー (Garageland Jam Books)

プリーズ・キル・ミー (Garageland Jam Books)

ボブ・ディラン自伝

ボブ・ディラン自伝

ライフ

ライフ

ジャスト・キッズ

ジャスト・キッズ

the dirt モトリークルー自伝

the dirt モトリークルー自伝

イングランズ・ドリーミング

イングランズ・ドリーミング

個人的に気になるのは、なんといっても『プリーズ・キル・ミー』で結構嫌なところをえぐる発言を収録していたパティ・スミス『ジャスト・キッズ』をリストに入れているところ。果たして彼はこの本についてどういうコメントを書いているのか。

俺としてはこの本を嫌いたいところだけど、パティはオーディエンスが望むものを分かっていて、それにちゃんと応えている。この本はイノセンスがぎっしり詰まった「アーティスト」を美化する本だけど、リアリティに欠ける。繰り返しになるけど、パティはオーディエンスが望むものを分かっていて、それにちゃんと応えている。そう、あんただってアーティストになって、ゲイの SM 写真家と恋におち、そして歴史を書き換える華麗な回想録を書けるって。

そこまで皮肉書くなら、なんでリストに入れるんかい(笑)。

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