WirelessWire Newsブログに「思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ」を公開。
なお、本文執筆時点で、WirelessWire News のサイトにアクセスすると、意図しないページにリダイレクトされたり、エラーになる現象が多発しているのにご注意いただきたい。
まさか Rebuild を聞いて、これは原稿のネタになる、と思う日がくるとは。今回あえて「ブログや Twitter をまったくフォローしていない」と明言した川上量生氏の本を取り上げたのは、実は次回の伏線だったりもする。

- 作者: 川上量生
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- 発売日: 2015/06/20
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角川インターネット講座 (4) ネットが生んだ文化誰もが表現者の時代
- 作者: 川上量生
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インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力
- 作者: デビッド・ワインバーガー,柏野零
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- 作者: ローレンス・レッシグ,Lawrence Lessig,山形浩生
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アーキテクチャの生態系: 情報環境はいかに設計されてきたか (ちくま文庫)
- 作者: 濱野智史
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本文とは関係ないが、何年か前の yomoyomo 飲み会で、「結局インターネットについての本で、絶対読むべきものって何があるか?」と議論になったことがある。そのとき皆が納得したのは二冊だけだった。一冊はローレンス・レッシグの『CODE』で、これは皆即答だった。
しかし、それに続く本がなかなか挙がらない。しばらく思案して、誰かが「濱野さんの『アーキテクチャの生態系』かな?」と言ってまとまった。
『アーキテクチャの生態系』はそれほどの本である。これは大きなお世話だが、濱野さんは現在ああいう方向に行ってしまい、今のところ『アーキテクチャの生態系』に続く仕事を期待できないのは残念なことである。