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極道の妻たちを6年間追い続けたフランス人カメラマンのインタビュー

旧聞に属するが、Boing Boing 経由で、極道の妻たちを6年間追い続けたフランス人カメラマンのクロエ・ジャフェ(Chloé Jafé)のことを知る。

これは2020年2月に公開された動画である。

日本のマフィアの女たちを扱うプロジェクトは2013年に始まったそうだが、これは全力を捧げるプロジェクトになると分かった彼女はホステスになり、ヤクザの組長に侍るところまでいくのだが、実はそれは物語の始まりに過ぎなかった。

ヤクザの女たちを扱うプロジェクトは6年続いたが、今も続いていると彼女は語る。彼女たちの写真を撮るのは、何しろまず彼女たちの信頼を得なければならないので、このカメラマンは自分らの夫に興味があるのか、夫の金に興味があるのか、いったい何が目的なんだと疑われ大変だったという。信頼を得て、女たちの写真を撮る必要があるが、それには彼女たちの夫の許可も得る必要がある。

ヤクザの組員と結婚した女性の日常生活は典型的な日本の主婦のそれだが、彼女たちは夫が夜無事に家に帰ってくるか常に不安である。ヤクザの構成員と結婚するのは、その組の一部になるのに等しい。女たちの役割は、夫の組での階層に従う。例えば、組長と結婚した女性は、組に関する責任を負うことになり、あるときはシェフ、あるときはコンサルタントの役割を果たし、金の管理もする。

で、彼女たちの背中、腕、脚に彫られた刺青を撮ることがこのプロジェクトのポイントになるわけだが、この動画を見るだけでも、なかなかにインパクトのある刺青が写し出されている。そして、ヤクザと妻のカップルの写真を撮るのが、彼女にとっては重要だったみたいで、その印象から彼女はこのプロジェクトを「I give you my life(命預けます)」と呼びたいと語る。

彼女が撮った極道の女たちの写真は、彼女の Instagram でも一部見れる。

調べてみたら、GQ JAPAN3人の写真家が語った「彼らがストリートをさまよう理由」という記事にも彼女は登場している。

やはり彼女は『極道の妻たち』を観て、その世界の女性たちに興味を持ったんだね。

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