土曜日に [twitter:@islecape] さんが、ワタシが訳した『ウェブログ・ハンドブック』についていくつかツイートしていてとても嬉しかったので、以下勝手に転載させてくれ!!
原著十年前「ウェブログ・ハンドブック」を「ウェブコミュ・ハンドブック」に改訂できそう。「私が過去に無造作に書いたことを,誰でもこれほどまでに細部まで突き回すことができるのだと考えて当惑した」(日本語版18 / “Twitterは個人情…” http://t.co/PeLffUam
— いるか (@islecape) April 7, 2012
https://t.co/7KSRpkYK しくじった。「185頁」と書くところが切れてる。
— いるか (@islecape) April 7, 2012
そもそもこのエントリの「あまり注目が集まってなくて、もったいないと思ったので紹介」は、171頁「力を良いことに使う」。この本はほんとうに(装丁以外は)よいもので、顧みられない(ように思える)のはまったくもったいない。 http://t.co/PeLffUam @islecape
— いるか (@islecape) April 7, 2012
で、どれくらい装丁がひどいかというと、斎藤美奈子の『文章読本さん江』の見返しがかなりひどい(←流れ弾)と思ったものだが、そこに前書き後書きなどの文字をかぶせる念の入れようというひどさ。もちろん他にも難のある装丁はあるけど、この二冊は内容がいいだけにそのひど(略 @islecape
— いるか (@islecape) April 7, 2012
@kanose 僕も本当にそう思います(人に勧めることもあるのですが、もはや新刊で手に入らないようなのが実に残念…)。そもそも個人としてネットで活動しようとは微塵も思わなかったころにまったくのなりゆきで購入していたのですが、これがなかったら僕のWeb人生はきっと大変でした(真顔)
— いるか (@islecape) April 7, 2012
@islecape @kanose @yomoyomo 「ブログ」自体が今後どうなるかはともかく、SNSなどでWeb参加がさらに普遍化するであろうし(他の本が価値を減じているのとは対照的に)ますます価値は変わらない、むしろ高くなっていると思うのですけどねえ…(多少古びているにせよ
— いるか (@islecape) April 7, 2012
@yomoyomo 折に触れて読み返す一冊で、その度「これは本当に"オンラインに生きる(生まれる)"前に読むべき」という思いを強くしてます。あと『情報共有の未来』はノーマークでしたが「対象読者」ぴったりなので、読ませていただきます、はい。ハンドブックの方もこうなったらいいですね…
— いるか (@islecape) April 7, 2012
というわけで、『情報共有の未来』を皆様よろしくお願いします(笑)。
良質なブログについての本がソーシャルネットワーク全盛の今も役に立つという話は、ワタシもかつて「敢えてブログは重要だと言いたい」という文章で書いたことがあり、実際そのスコット・ローゼンバーグ『ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア』は、それだけの価値ある本だった。
『ウェブログ・ハンドブック』を現在の文脈にあてはめて読んでくださる読者がいるというだけでもう胸いっぱいになる。こういうのを訳者冥利というのだろう。