スティーヴ・クーガンがスタンリー・キューブリックの名作『博士の異常な愛情』を舞台化する話は一昨年取り上げているが、それが今月以降、日本の映画館でも上映される!
……と喜んだのだが、ワタシの住んでいる地方では上映されない。とほほ……昨年、『ベスト・オブ・エネミーズ』を上映してくれた中洲大洋映画劇場は閉館してしまったからな。
ワタシが予想したように、今回の舞台版でクーガンは(映画版でも元々はピーター・セラーズが演じる予定だった)コング少佐も演じている。そして、舞台で同時に一人で演じるのは不可能と書いた大統領とストレンジ博士は、以下のように解決している。
これで一人四役とな。それにしてもワタシは観れなさそうで残念である。
関係ないが、同時期に『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』の追加劇場上映から外れたのも知り、自分が田舎に住んでるのを思い知らされたことよ。
それはともかく、およそ60年前の映画の内容が、ここまで切実になるとは思わなかったよ。