サルマン・ラシュディがルー・リードについて語っている。
具体的にはルー・リードの代表曲「ワイルドサイドを歩け(Walk On The Wild Side)」が、元々ネルソン・オルグレンの『荒野を歩め(A Walk on the Wild Side)』をミュージカル化するにあたり書いたものだが、その話が頓挫したため、歌詞をアンディ・ウォーホルの「ファクトリー」にいた人たちに置き換えたものだという。
うーん、ルー・リードの伝記本でその話読んだ気がするが、正確には覚えていない。しかし、それよりサルマン・ラシュディがルー・リードと友人だったというのは知らなかった。
ラシュディは、「ルー・リードと友人だったと言えるのは実に驚くべきことだ。なぜなら大学時代、私はヴェルヴェット・アンダーグラウンドを崇拝していたから。まさかルー・リードの電話番号を手に入れることになるとは夢にも思わなかった」と語っている。
そして、ラシュディはネルソン・オルグレンとも奇妙な縁があったという。
オルグレンが『真夜中の子供たち』の批評を書いたつながりで、ラシュディはオルグレンの新居祝いのパーティに呼ばれることになったという。
しかし、当日オルグレンは心臓発作を起こし、亡くなってしまった。「だから私はネルソン・オルグレンに会えなかったのだけど、あと一歩だったんだ」とラシュディは語る。
ちょうどラシュディの短編集が出たとこなんだね。しかし、長らく彼の邦訳は出ていないが、悪魔の詩訳者殺人事件の影響なんだろうな。



